2016 年 9 月 のアーカイブ

明星研究会 第10回<シンポジウム> ~終了しました

2016 年 9 月 25 日 日曜日

与謝野晶子の古典愛 ―「源氏物語」から何を吸収したか ―

 
 少女時代から父の蔵書を通して古典文学に親しんで成長した与謝野晶子。とりわけドラマティックな「源氏物語」を愛し、ほかに「栄華物語」「大鏡」といった歴史物語、「万葉集」「古今和歌集」、江戸時代の井原西鶴、近松門左衛門も読んだということです。
 寛(鉄幹)との結婚後は自宅で「源氏物語」の講義をおこない、明星の若い歌人たちはそこで古典の魅力を学んだのでした。晶子自身、多くの栄養を吸収したと想像されます。
 晶子は30代半ばに『新訳源氏物語』を刊行して以来、『新訳栄華物語』『新訳和泉式部日記』『新訳紫式部日記』など多くの古典評釈を試み、60代始めには『新新訳源氏物語』を完成。一生を通して古典に寄り添い、古典への愛を全うしたのです。
 斬新な歌集『みだれ髪』によって短歌の概念を一新した晶子が古典文学に見出したもの。その核心に、源氏研究者と歌人が迫ります。多くのご参加を心待ちにしております。

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●日時● 2015年11月27(日)13時40分~16時40分 (13時 15分開場)
●場所● 日比谷コンベンションホール
    (千代田区日比谷公園1番4号【旧・都立日比谷図書館B1】
       (このサイトの下にある地図を参照してください)
●会費● 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)●定員● 200

●内容●
Ⅰ 13:40  開会挨拶  前田宏(歌人)
Ⅱ 13:45 ~14:45
    第1部 第1部 講演「与謝野晶子が発見し、作りかえた源氏物語」
                 島内景二(電気通信大学教授・歌人)
Ⅲ 14:45 ~15:00 休憩
Ⅳ 15:00 ~16:40
    第2部 源氏研究者と歌人によるパネルディスカッション
     「晶子の古典愛、寛の古典力」
      内藤明(歌人・早稲田大学教授)  米川千嘉子(歌人)
      島内景二              司会:松平盟子(歌人)
Ⅴ 16:40 閉会挨拶 平出 洸(明星研究会世話人)
                      総合司会:古川玲子

●申し込み●「明星研究会」事務局あて。
 ネット上での受付は11月25日(金)まで(先着順)。
 宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net です。
 申し込みの送信をされる際には、
  (イ)上記アドレスの(at)を半角の @ に変えてください。
  (ロ)メールの件名は、「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
  (ハ)メールの本文に、お名前と連絡先住所、電話番号をご記入ください。
  (二)ご家族同伴の場合はご本人を含めた全体の人数も添えてください。
 なお、当日は空席次第で会場でも直接受け付けます。

●終了後懇親会●4,000円程度(場所は当日お知らせいたします)

<主催> 明星研究会 http://www.myojo-k.net/
<協力> 与謝野晶子倶楽部 伊東市立木下杢太郎記念館
<後援> 落合直文顕彰会 軽井沢美術文化学院 国際啄木学会 日本現代詩歌文学館

   

日比谷コンベンションホール 周辺マップ

日比谷図書文化館(旧・都立日比谷図書館)地下一階

・東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」 B2・C3出口より 徒歩約5分
・都営地下鉄 三田線「内幸町駅」 A7出口より 徒歩約3分
・東京メトロ千代田線・日比谷線「日比谷駅」 A14出口より 徒歩約5分
・JR「新橋駅」日比谷口より 徒歩約10分

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