第16回 明星研究会シンポジウム『童話と物語は子供たちへの贈り物~母・晶子の願いと祈り』与謝野晶子没後80年

  子沢山という言葉どおり、多くの子供に恵まれた与謝野晶子は、生涯に13人の子供を産み、11人を育てました。満年齢でいえば23歳から40歳まで妊娠と出産を繰り返し体験したのです。その時期に多くの仕事を成し遂げたことを考え合わせると、なんとも凄まじいエネルギーの持ち主であったと感嘆せざるを得ません。

  その晶子が、幼年向けの童話や少女向けの物語を書いたことは、案外知られていません。『おとぎばなし少年少女』(明治43)、『八つの夜』(大正3)、『うねうね川』(大正4)など。もちろん、子供を詠んだ歌や詩もたくさん残しています。

  いわゆる〈童話作家〉の呼称を与えられなかった晶子ですが、多くの子供を持つことで知った深い愛、成長への喜び、人知れず味わった悲哀は、多くの作品の中に脈打っているように感じられます。子供たちの存在が晶子に与えたものの意味、その作品に秘められた思いについて、今あらためて考えてみたいと思います。

●プログラム●

第1部 講演「児童文学史からみる晶子作品」
                    佐藤宗子(千葉大学名誉教授・児童文学者)
                      *童話朗読「金魚のお使い」「八つの夜」
                                         (古谷円)

第2部 対談「子どもへの眼差し、少女への情愛」
                    松平盟子(歌人) 細川光洋(静岡県立大学)
                                  *資料朗読(大沢優子)

●日時● 2022年11月27日(日) 14時~16時30分

●場所● Zoomオンラインで開催します

●参加申込● 以下のサイトから事前にお申し込み下さい

定員100名・先着順 https://forms.gle/3B3tXxsXHitjx8wL6

●申込〆切● 11月25日(金)20:00

定員100名に達した場合は〆切を早めますのでご了解ください

申し込まれた方にZoomのアクセス先をメールで送ります

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