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第8回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会 ー終了ー

2014 年 2 月 16 日 日曜日

パリに恋した晶子と寛-西洋との邂逅


恒例の「与謝野寛・晶子を偲ぶ会」は8回目を迎えます。
寛の「冬柏忌」(3月26日)、晶子の「白桜忌」(5月29日)にちなむ
春の催しです。

 今回のテーマは、「パリに恋した晶子と寛-西洋との邂逅」といたしました。
 西洋が日本から限りなく遠かった近代、与謝野寛と晶子は当時としては珍しく夫婦でパリに滞在し、フランスのみならずイギリスやドイツなどを歩きました。明治末の1912年のことです。その成果は2年後、夫婦の共著紀行文集『巴里より』、晶子の詩歌集『夏より秋へ』、寛の翻訳詩集『リラの花』に結実します。異文化に遭遇し、西洋の息吹に触れた二人は現地で何を見出し、何を吸収したのか。またそれは帰国後彼らに何をもたらしたのか。多角的に検討したいと思います。
参加を希望される方は、下記のメールアドレスまたは事務局あてに、電子メールかファクスでお申し込み下さい。参加費は当日頂戴いたします。

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●日時●

2014年3月30日(日) 開場:午後1時  開始:1時30分  終了:4時30分

●会場●

「武蔵野商工会議所・市民会議室」
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
武蔵野市立武蔵野商工会館4階
交通:JR中央線吉祥寺駅下車・北口徒歩5分

●プログラム●

第1部:ミニ講演

「1910年代のパリ-政治・社会とメディア」
        西川 恵(毎日新聞・専門編集委員)
「よさのひろしの『リラの花』の世界」
        ジャニーン・バイチマン(大東文化大学名誉教授)

第2部:対談

「ベル・エポックのパリを歩いた晶子と寛」
永岡健右(日本大学講師)・松平盟子(歌人)

総合司会:古川玲子

●参加費●1,000円 (資料代を含みます/お支払いは当日にお願いいたします)
●申し込み●明星研究会アドレス、または事務局(古谷方)に氏名・連絡先(電話) を添え、メールかFAXでお申し込み下さい。 当日受付も可能です。
アドレス:apply@myojo-k.net   FAX:0463-84-5313(古谷方)
●定員●90名 ●主催●「明星研究会」 ●後援●毎日新聞社 国際啄木学会
●協力● 与謝野晶子倶楽部・与謝野晶子文芸館

  

  

  

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第7回 <徹底パネルディスカッション>-終了-

2013 年 11 月 2 日 土曜日

詩と志の革新者 ―与謝野鉄幹、生誕140年

「虎の鉄幹」と称された与謝野鉄幹は、明治浪漫主義の旗手でした。文学を愛する青年達の集まりに登場すれば歓呼の声で迎えられ、詩歌集『東西南北』は大絶賛。まさに時代の寵児だったのです。

しかし晶子との結婚後、しだいに鉄幹の存在感は薄れていきます。時代の激しい変化の中で彼は何を見失ったのか? 森鷗外が高く評価した歌集『相聞』とは? 斬新な文芸美術誌「明星」の意義とは? 才能を羽ばたかせた妻・晶子に与えたものとは? そして鉄幹の目指した詩歌の理想や夢が現代に投げかけるものとは?

いまこそ鉄幹を読み直し、業績の全貌にも新たな光を当てたいと思います。

鉄幹の生誕140年を期しての企画。多くの皆さまのご参加を期待しております。

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●日時● 2012年12月7日(土)13時30分~16時40分 (13時開場)

●場所● 文化学院 ホール階(13F) 東京都千代田区神田駿河台2-5
☛JR・御茶ノ水駅・御茶ノ水橋口 徒歩5分 または
☛東京メトロ丸の内線・御茶ノ水駅,千代田線・新御茶ノ水駅B1 徒歩6分
●会費● 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)
●定員● 300人

内容●
Ⅰ 13:30 ~13:40 挨拶  立花利根(文化学院元副校長)
Ⅱ 13:40 ~14:40 プレゼンテーション
「言論メディアの革新者・鉄幹」 太田登(天理大学名誉教授)
「先駆者の栄光と悲哀」 内藤明(歌人・早稲田大学教授)
Ⅲ 14:40 ~15:00 休憩
Ⅳ 15:00 ~16:20 パネルディスカッション
永岡健右(日本大学講師)  松平盟子(歌人)
太田登(同上)  内藤明(同上)   司会/米川千嘉子(歌人)
Ⅴ 16:20 ~16:30 質疑応答
Ⅵ 16:30 挨拶 平出 洸(平出修研究会主宰)
Ⅶ 16:40  閉会挨拶
総合司会:古川玲子

●申し込み●「明星研究会」事務局あて。
ネット上での受付は12月6日(金)まで(先着順)。
宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net です。
申し込みの送信をされる際には、
(イ)上記アドレスの(at)を半角の @ に変えてください。
(ロ)メールの件名は、「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
(ハ)メールの本文に、お名前と連絡先住所、電話番号をご記入ください。
(二)ご家族同伴の場合はご本人を含めた全体の人数も添えてください。
なお、当日は空席次第で会場でも直接受け付けます。

●終了後懇親会● 会費4,000円(場所は当日お知らせいたします。

<主催> 明星研究会   <世話人> 平出
<後援> 文化学院・読売新聞社・国際啄木学会・堺市
<協力> 与謝野晶子倶楽部・与謝野晶子文芸館

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第4回 文学者の大逆事件 ― <リアル>の衝撃 ―(終了)

2010 年 11 月 4 日 木曜日

今年は日韓併合100年目にあたります。明治43年(1910年)、大陸進出への足がかりを求める日本は、日韓併合条約を同年8月に結び施行しました。韓国人・安重根がハルビンで伊藤博文を暗殺したのは、前年の秋のことです。

勢いづく日本は、一方で思想弾圧を強めていきます。天皇暗殺を企てたとして、全国の社会主義者・無政府主義者がいっせいに検挙されました。いわゆる「大逆事件」です。首謀者は幸徳秋水と目されて、翌44年1月、幸徳をはじめとする12人が絞首刑となります。

世を震撼させた「大逆事件」は、文学者たちにどのような衝撃を与えたか。これが今回のテーマです。事件の被告人2人の弁護を引き受けた弁護士・平出修。平出に思想的理解を促した森鷗外。評論「時代閉塞の現状」を書き同年に歌集『一握の砂』を刊行した石川啄木。絞首刑となった和歌山県新宮の医師・大石誠之助と親交を結んだ与謝野寛と佐藤春夫。こうした「明星」系の文学者たちはリアル(現実)の破壊力を目の当たりにしたとき、何を思い、何を考えたのでしょう。

本年度も文化学院のご協力をえて開催できることになりました。多くの方々にご参加いただけることを期待しています。

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日時● 2010年12月5日(日)13時~17時 (12時30分開場)

場所● 文化学院 ホール階(13F) 東京都千代田区神田駿河台2-5
                         地図はここをクリックしてください
    ・JR「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口より徒歩5分
    ・東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅
    ・千代田線「新御茶ノ水」駅 B1出入り口より徒歩6 分

会費● 2,000円(資料代含む) 学生1,000円(学生証提示)  ●定員● 300人

内容
Ⅰ 13:00  挨拶  熊川清孝(文化学院校長)内藤 明(歌人・早稲田大学教授)
Ⅱ 13:15~14:15 講演 辻原 登(作家)
             「管野スガの『針文字手紙』から見えてくるもの」
Ⅲ 14:30~14:50 箏演奏 横山裕子
             「詩からのインスピレーション~晶子とみすゞ~」
Ⅳ 15:05~16:45 シンポジウム「明星の文学者はどう反応したか」
             平出 洸(平出修研究会主宰)
             坂井修一(歌人・東京大学大学院教授)
             若林 敦(長岡技術科学大学准教授・国際啄木学会理事)
             永岡健右(日本大学教授)
                司会:松平盟子(歌人)
Ⅴ 16:45~17:00 質疑応答
Ⅵ 17:00 閉会挨拶 萩原茂(吉祥女子中学校高等学校教諭)
                総合司会:米川千嘉子(歌人)

申し込み● 「明星研究会」事務局あて。
ネット上での受付は12月2日(木)まで(先着順)。 当日は空席次第で会場でも直接受け付けます。
宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net
なお、アドレスの(at)を@に変えてください。
メールの件名を「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
氏名と住所(都道府県および市町村名まで)をご連絡ください。

<主催> 明星研究会 <世話人>平出 洸 <後援>文化学院・毎日新聞社

 

 

 

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