第11回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会 ~ 終了しました
2017 年 2 月 6 日 月曜日
「明星」ではみんな詩人だった
~鉄幹・晶子・白秋・啄木
「明星」に集まった俊秀は、短歌と詩に優劣をつけることなく、自らを詩人と呼び、それぞれ作品を発表しました。そもそも鉄幹(寛)が文壇デビューしたのは詩歌集『東西南北』(明治29)。晶子は詩「君死にたまふこと勿れ」を歌集『恋衣』(明治38)に載せるなど、二人は一貫して詩と短歌を両立させていきます。
今回は鉄幹(寛)、晶子、白秋、啄木を中心に据えて、「明星」の文学者たちの詩への意欲と、詩を通して果たした時代への挑戦に思いを馳せてみたいと思います。
明治の詩歌の黎明期から、浪漫主義の「明星」を経て、大正期の口語自由詩へと展開する詩のダイナミズムは、おそらく現代の私たちの想像をはるかに超えるものだったことでしょう。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
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●日時●2017年3月26日(日)
開場:午後1時 開始:1時30分 終了:4時30分
●会場●
武蔵野商工会議所・市民会議室
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
武蔵野市立武蔵野商工会館4階
交通:JR中央線吉祥寺駅下車・北口徒歩5分
:井の頭線吉祥寺駅下車・北口徒歩5分
●プログラム●
総合司会:横山裕子
第1部:ミニ講演
「それは新体詩から始まった─和歌革新の源流について─」 前田宏(歌人)
「与謝野晶子の詩の魅力~家族愛から政治批判まで」 松平盟子(歌人)
第2部:鼎談「詩のことば、歌のこころ
―表現の秘密と可能性をさぐる」
細川光洋(静岡県立大学教授):北原白秋・吉井勇
西連寺成子(明治大学兼任講師):石川啄木
松平盟子:与謝野鉄幹(寛)・晶子
●参加費●1,500円 (資料代を含みます/お支払いは当日にお願いいたします)
●申し込み●「明星研究会」事務局あて。
ネット上での受付は3月24日(金)までです(先着順)。
宛先メールアドレスはapply(at)myojo-k.net です。
申し込みの送信をされる際には、
(イ)上記アドレスの(at)を半角の @ に変えてください。
(ロ)メールの件名は、「明星研究会申し込み」とご記入いただき、
(ハ)メールの本文に、お名前と連絡先住所、電話番号をご記入ください。
(二)ご家族同伴の場合はご本人を含めた全体の人数も添えてください。
なお当日は空席次第で会場でも直接受け付けますが、事前申し込みされていない方は当日立ち見となる可能性があります。
●定員●90名 ●主催●明星研究会
●後援●落合直文顕彰会・軽井沢美術文化学院・現代詩歌文学館・国際啄木学会
●協力●伊東市立木下杢太郎記念館・香美市立吉井勇記念館・文京区立森鷗外記念館・与謝野晶子倶楽部