第14回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会 中止いたします
2020 年 2 月 9 日 日曜日みなさま
準備を重ね、「与謝野寛・晶子を偲ぶ会」ですが、
残念なお知らせをせねばなりません。
すでにご存じの通り、新型コロナウイルスが日本の各地で広がりをみせ、
いまだ終息の兆しがありません。
さまざまなイベントが中止・延期となり、大学入試にまで影響が及んだのも
メディアで報道される通りです。
明星研究会事務局では討議を重ね、多くの方にお集まりいただくことなどから、
「与謝野寛・晶子を偲ぶ会」の中止決定をいたしました。
11月下旬には、例年開催しているシンポジウムを開催する予定です。
春の偲ぶ会の内容を含めた少しボリュームあるものにしたいと思います。
詳細は未定ですが、どうぞご理解のほど宜しくお願い致します。
「明星」創刊120年という、記念すべき今年。
なんとか気分を高め、記憶に残る1年にしたいものです。
=明星研究会事務局
——–(以下は記録のため残します)———-
明治浪漫主義の鮮やかなる狼煙~「明星」創刊120年
誰もが知る与謝野鉄幹と晶子との恋愛。そして文芸美術誌「明星」を舞台に花開いた明治浪漫主義。その発端は、遡ること120年前の1900年(明治33)4月、タブロイド紙「明星」創刊によるものでした。すでに詩歌集『東西南北』により詩壇で名を挙げていた鉄幹は、時代を読むジャーナリスティックな才覚と編集者としての才能を発揮して、文学を愛好する青年たちを「明星」に引き寄せます。晶子、山川登美子、高村光太郎、平出修、平野万里、石川啄木らは皆そうした人々でした。また森鷗外ら優れた文学者の協力を得て誌面を活性化し、鉄幹は文芸の新時代に打って出ました。
文芸誌衰退が嘆かれる現代、鉄幹の吹き起こした清新な風を検証してみます。
多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
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●日時●2020年3月20日(金・祝日)
開場:午後1時 開始:1時30分 終了:4時30分
●会場 武蔵野商工会議所・市民会議室
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
武蔵野市立武蔵野商工会館4階
交通:JR中央線吉祥寺駅下車・北口徒歩5分
●プログラム● 総合司会:古谷 円
第1部:ミニ講演「『明星』を支えた二人を語る」
「平出修は鉄幹の何に惹かれたか」平出 洸
(明星研究会世話人・平出修研究会主宰)
「森鷗外の文化戦略と与謝野鉄幹」 坂井修一(歌人)
第2部:対談「鉄幹と晶子、恋愛パワーの発信力~『明星』創刊の意味を問う」
加藤孝男(歌人・東海学園大学教授) VS 松平盟子(歌人)
●参加費●1,500円(資料代を含みます/お支払いは当日にお願いいたします)
●申し込み●氏名・連絡先(電話)を添え、メールかFAXでお申し込み下さい。
メールかFAXの場合は、二日前の3月18日までにお申し込みください。
当日受付も可能です。
メールアドレス:apply@myojo-k.net FAX:0463-84-5313(古谷方)
●懇親会●4,000円 (当日受付でお申し込みください)
●定員●90名 ●主催●明星研究会
●後援●落合直文顕彰会・軽井沢美術文化学院・国際啄木学会・日本現代詩歌文学館
●協力●伊東市立木下杢太郎記念館・小浜市山川登美子記念館・香美市立吉井勇記念館・文京区立森鷗外記念館・与謝野晶子倶楽部